「未来志向から占いをする」という観念が、「自分で決めれないから占いをする」というイメージを払拭しそうな考え方だなと思いました。
「なぜ女と経営者が占いを好むのか」幻冬舎・副島隆彦著について
特に男性は過去にこだわる傾向があり、自身の意思で未来を切り開くと信じることが多いと言われており、過去の栄光に拘る人も多いらしい。
経営者はすべての責任を負い、孤独になりがちですが、その未来志向から占いを活用することがあります。
特に女性は、過去を引きずらず、未来を見据える傾向が強いと言われています。そのため、占いを好むことが多いようです。
この違いを踏まえると、未来を切り開く力が求められる経営者が占いを活用するのも納得です。
私自身も、占いが未来に対して新たな視点を与えてくれる点がとても有効だと思って、占い師の仕事をしています。
けれど、たぶん女性でも自分で切り開いているという思考の人もいるから一概には言えないけど、女性の方が占いを好む傾向にあることは確かだと思う。
女性の方が比較的、感情を上手く発散する場所を作り、また相談することを恥ずかしいと思わない傾向があるのではと思うところです。あくまでの推測ですが。
一方で、男性の方が自殺率も高いことから、男性は自分の力で上手くいかなかった場合の破壊力や傷が大きすぎるのではと思います。
中には、仕事も恋愛も傷つかないように保守的な姿勢を取ることで、失敗しない人生を選択し、ちょっと器の小さい男が出来上がる場合もあるかもしれないけど。笑
あるいは、嘘や秘密をたくさん持って、表の顔だけを見せながら、裏の弱さを隠すことでバランスが取れて安定して生きられることもあるのでは。
特に男性はプライドを捨ててストレスを発散する場が少ないのか、誰にも相談できないのか、究極的な“死”を選択するというパターンの場合があるのかもしれない。
「未来志向から占い」をするという観念が、「自分で決めれないから占いをする」というイメージを払拭しそうな考え方だなと思いました。
私としては、未来志向で「占い」にお金を使う人もいれば、よりどころが「酒」「たばこ」「趣味」「買い物」「食事」「宗教」「恋愛」「性サービス」「推し」等という形の場合もあるだろうと思います。
けれど、「占い」は非科学的なもとだと批判されがちですが、使い方によっては、「人間力」を高めるツールともなります。他の問題回避法や発散方法と違って、問題を忘れたり見ないようにすることがメインじゃないからです。
今を直視せざるを得ない方法論なので、非科学的と言われようと、内面を磨いていく方向で発散できるのなら、一番いい方法なんじゃないかとも思っています。
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