究極の開運
占い師としてプロとして鑑定してきて10年。
20代は人間としての課題をどう乗り越えるか、
そして、自分を好きになることや愛すること、
自分が源で生きること、
人格形成をすることで、
お客様に与えることが出来ると思い、
なるべく様々な体験を自分に与えるように生き、
自分と向き合ってきました。
私にとって、
心の葛藤や
その方の気持ちを共に味わい、
自分事として味わえる感覚を身に付けること、
心の様相を言語化する作業は、
発見やドラマがあり、
楽しい日々であり、
生きている喜びを感じることでした。
鑑定でお客様と深く関り、
その一つ一つの内容を深めていく日々の中で、
より理解が深まったことがあります。
占いの一つの側面として、
もちろん「開運」がテーマにあり、
人が求めるところは、そこなのかもしれません。
その「開運」という言葉を、
開運とは何か?
それをどう捉えるかは人それぞれだと思います。
開運するというテーマはどういた意味なのか、
私の潜在意識の中で
言葉になったことがあります。
人生には自分を深める出来事が必要で、
苦しみや悲しみが伴うことがあるということ。
どんな問題も前触れがあり、
それが気づけ気づけというサインであり、
それでも自分を振り返らずに気がつかなかったら、
大きな出来事として衝撃が走ります。
そこまでの衝撃が走るまでにならないように
気がつきたいところです。
理不尽で大きな悲しみであっても、
そして、人と人との間での問題、
客観的に被害者か加害者かが決められることであっても、
自分が理不尽な思いをした被害者であっても、
自分が人生で拡大と成長をしていく為に、
見つめていく為にお互いに寄せているところがあります。
苦しみや悲しみを排除したり、
まったく味合わなくなることだけを求めることは、
できないということです。
そして、ただただ排除することは、
本質的に開運の道を断つことになります。
排除だけでは、
人間を表面的にしか育てず、
かえって憎しみや復讐、
自分本位な道をたどる危険な流れや
間違った流れを作ることになりかねないと言うことです。
問題が起きている意味を考え、
成長するべき為に通過しているプロセスであって、
本質的なことを見て対処することで、
(ここの地点が占いでお客様と一緒に見ていくところ)
自分の人生が拡大と成長に向かっていて、
この出来事は、「悪い流れ」とか、
単純に切り取って付けるような、そういったものなのではなく、
この出来事で、悲しみや苦しみ、
出来事そのものに飲み込まれないようにすることで、
良い流れに乗っていくものです。
その作業から、自分の内面が深まり、
そこがエネルギーの源、拠点、中心となるので、
自分にとって必要な出来事や出会いやすくなり、
スムーズな物事の流れになることで、
人生が喜びを感じることが多くなっていくのだと思います。
掴んだら、倍々と言った感じで、
自分らしい人生が生きられていると実感することと思います。
開運・お祓いというものは、
リスク回避の意味合いが強いと思いますが、
リスク回避ではなく、
正しい判断力で物事を乗り越えるパワーの源を作り出すことなんだと思います。
自分が“嫌な思い”をしない為の回避術を求めて彷徨う必要はありません。
ただ、苦しい思いをしろという意味でもありません。
一人一人に人生のテーマがあるからです。
何かの基準・社会の基準・誰かの基準での、
恵まれている
恵まれていない
そんな話ではなく、
それぞれのテーマがあるんです。
嫌な思いをしながらも、
人は深まっていき、
多くの気付きを得られて、
魂が成長していく過程を
私たちは生きているんだと思います。
だからこそ、幸せになりたい、という曖昧な結果や目的にこだわらず、
そして、漠然とした不安にとらわれず、
人生すべての自分のドラマ、
自分劇場・人生劇場というプロセスを
大切にする気持ちが開運という流れを作り、
生きていてよかったということが次々起こり、
大きな意味での究極の開運となり、
自分自身が自分を幸せに導くのだと感じます。
私の中では、
心の奥底で安心しながら
悲しみや苦しみを味わい
安心しながら、
今後の流れを感じ取り、
安心しながら、
自分を信じて進んでいます。
多くの方々の力になれば幸いです。
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